1.井阪組の誕生

創業当時の牛車の写真 明治22年、西宮にある酒造メーカー様の創業を機に、井阪嘉右エ門は専属運送業者となるべく「井阪組」を創設、運送事業としての第一歩を踏み出しました。


2.二代目井阪一信の活躍と井阪商店

井阪商店看板

二代目井阪一信は積極的行動力の持ち主で、昭和初期、西宮にビール工場が建設されると知るやいち早く建築資材の運搬を手掛け、また、工場生産の開始とともにビール粕の処理を一手に引受け、販路を拡張していきました。ここにビール粕販売を主体にした合資会社井阪商店が創業し、井阪組の輸送力と併行して、今日の井阪運輸の基盤が築かれました。


3.井阪運送の設立

井阪一信の後を継いだ三代目井阪光男は、井阪組の組名は時代にそぐわないと考え、まず合資会社井阪商店に合併、次いで清酒とビール粕を軸とした限定免許を取得しました。その後、井阪商店から分離させ、昭和30年「井阪運送合資会社」と社名を改め、名実ともに運送会社として出発する事となりました。

井阪運送設立時写真

井阪運送設立時写真


4.合理化と躍進する井阪-井阪運輸に改称-

井阪運輸株式会社車輌戦後日本経済の高度成長の歪みにより、運輸業界全般が合理化、近代化に進まねば他産業に立ち遅れる状態にありました。そこで、昭和38年より資本体制を強化すると共に、運転手の定着化を図るべく寮を建設。このようにして着実に地固めをして、昭和42年1月、従来の「井阪運送合資会社」から「井阪運輸株式会社」と改称、更に資本を増資し、大型車の増車、トレーラーの導入による輸送の合理化を図りました。


5.更なる前進「innovativeという姿勢」

更なる前進

創業百有余年。清酒の輸送を皮切りに、食品物流を中核として歩んできた井阪運輸の足取りは、まさに日本における物流の歴史の一角を成すものと自負しています。そして、それは何よりも創業以来頂いている、お客様からの厚い信頼の賜物である事は明らかです。この信頼を資本に、私達はこれからも「innovative」な物流企業を目指して、更なる前進を続けてまいります。


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